しょっちゅう System Update が起きるのは不便なので、意図的に STOP にしてみましょう。

Take Control of System Update Timing (Rocky Linux): やりたい都合が生じたときに一気に System Update することをお勧めします。
 

 

とくに、2011 年製造、2013 年製造などのちょっと古いコンピューターにおいて、Rocky9.x を使っているときには、ぜひとも System Update は OFF(STOP) がいいです。 理由は簡単、内部の部品が古いからです。 

やり方  Terminal - CLI の初心者は、簡単な導入も見てね。  Terminal-CLI の簡単解説

つぎのパッケージを意図的にコンピューターに導入して、それを使って System Update を OFF(STOP) にする方法を見つけました。 追試が少ないの、暫定的は公表です。

# シャープマーク・プロンプトは、Super-User (Administrator) として作業していることを意味します。
$ ドルマーク・プロンプトは、一般個人ユーザーとしてログインしていることを意味します。
       この二つの違いは、ここを見てね。  Super-User # でやる、個人ユーザー $ のまま sudo を使う。

   # dnf install dnf-automatic  または
   ($ sudo dnf install dnf-automatic  )

      # systemctl stop dnf-automatic-install.timer  または
   ($ sudo systemctl stop dnf-automatic-install.timer  )

(注)上記の二番目のコマンドをタイプして、[ENTER] を叩いたとき、なにもエラー・メッセージがなく、同じコマンド・プロンプトが戻って来たときは、コンピューターは、承知いたしました。  コマンドを受付ました、というO.K.の返事です。  なにも言わないので、なんなんだこれ、と初心者は思ってしまいますが、エラーなしのプロンプトエコーは、コマンド受付成功を意味しています。 

これで、次回の System Update までのタイマーがストップとなるので、Automatic System Update はストップするようです。
ちょっと、プロぽいやっかいなやり方ですが、このくらいは我慢してね。 よろしく。


ちなみに、Rocky OS の version の見つけ方は、以下のコマンド・ラインが簡単です。


      # cat /etc/redhat-release  または
   ($ sudo cat /etc/redhat-release  )

      # cat /etc/os-release  (これでもうまくいきます。)


ちなみに、コンピューターそのものの内部デバイス正式名、製造年を見つけ出す方法は、以下のコマンド・ラインがうまく働きます。


      # dmesg | grep -i DMI
   (ここで、| パイプと呼ばれる文字は、取り出した情報を次のコマンドへ受け渡す役目をする、並列の接続詞のような役割をします。 )



せっかくここまで説明してきたから、UNIX, Linux における Command Line の詳細を一言だけ追加説明しておきますね。
コマンド・プロンプト( # または $ マーク)のすぐ次に来るのがコマンドそのものです。 上の例のコマンドは、 dnf, systemctl, sudo, cat などです。 その後、最初に来る言葉を argument_1 (第一番目の言葉)、さらにその次に来る言葉を argument_2 (第二番目の言葉)と呼び、命令( Command )ごとに幾つの言葉までとれるのか(使えるのか)、どんな言葉が使えるのか設定(指定)されています。 命令(command)と付帯言葉(argument_1, argument_2, ...) これらのそれぞれの間には、スペース(空間)を入れるのが絶対のルールです。 スペース(空間)は最低限が1スペース、二個以上のスペース(空間)があっても問題ありません。 問題になるのは、スーペースなしでくっつけて書いてしまう時です。このくつけ書きは、コンピューターが読めませんとエラーを言ってきます。 気をつけてね。